2026/02/27

宮城キャンパスで学ぶ會田ちせさんにインタビューを行いました。
「接客の方が向いていると思っていました」——そう話す彼女が、管楽器リペアを学ぶ道を選んだ理由は、意外にも“対話する力”でした。
国立音楽院 宮城キャンパスでの学び、実習やアンサンブル、本番の経験、そして将来の夢まで。今のお気持ちを聞きました。
會田さんの言葉から、宮城キャンパスでの学生生活をイメージしてもらえると幸いです。
学科:管楽器リペア科
学年:1年
出身:山形市

——管楽器リペアを学びたいと思ったきっかけについて教えてください。
私はもともと、地元の楽器店に就職したいと思っていて、音楽に携わる仕事について調べていた時に「管楽器リペア」という仕事を知りました。
最初は、自分はどちらかというと手作業より接客の方が向いているタイプだと思っていたので、「管楽器リペアってできるかな…」と不安もありました。
でも、宮城キャンパスのホームページを見たときに「管楽器リペアマンに必要なのは技術や知識だけではなく、お客様と対話して不便を読み取るコミュニケーション能力も大切」と書いてあって、すごく心に響いたんです。
「頑張ってみたい」と思えたことが、リペアを学びたいと思ったきっかけです。
<インタビューに答える會田さん>
——いろいろ学校がある中で、国立音楽院の宮城キャンパスを選んだ理由を教えてください。
オープンシラバス制度と少人数制指導に魅力を感じたからです。
私は高校の部活が、音楽の先生が顧問ではなくて、ちゃんと活動できる部活ではなかったので、少し心残りがありました。国立音楽院宮城キャンパスは必修科目にレッスンもありますし、吹奏楽の授業やアンサンブルの授業、座学で音楽の知識を一から学べる授業もたくさんあります。
そこで経験を積みたいと思って選びました。
あと、スクールバスや寮があるので、安心して通えるところも理由のひとつです。
——現在、授業で取り組んでいる内容について、まずリペア実習の方からお願いします。
1年生は、アルトサックスの分解・組み立てから学んでいます。春頃から順番にフルート、クラリネット、トランペットも学んできました。
先生が一人ひとりに合わせて丁寧に指導してくださるので、安心して学べると思います。
<実習に真剣に取り組む>
——リペア実習のほかに履修している授業はありますか?
吹奏楽と木管アンサンブルを履修しています。今は2月のクラシカルコンサートに向けて練習を励んでいます。(※クラシカルコンサートは終了しました。)

商業高校に通っていたので、リペアの知識も金属加工の知識も全くありませんでした。そういうことを全部一から先生方や先輩方に教えていただいています。
大変なことは多いんですけど、その分「伸び代」というか、学べることがたくさんあるなって思います。
——演奏活動をしていて感じることを教えてください。
月に何回も演奏がある時はすごく大変で、個人練も合わせもあるんですけど、実際に現場に行って演奏すると、地域の皆さんが楽しそうに手拍子したり、一緒に歌ったりして聴いてくださって、「練習頑張ってよかったな」と思います。
こういう機会をいただけてありがたいなとも感じます。
本番の機会が多いと経験も積めるので、自信にもつながります。

補足:国立音楽院宮城キャンパスではアンサンブルの授業履修者から募り、町の施設や学校へ訪問演奏を行っています。會田さんも積極的に参加くださっています。
——卒業後の将来の夢や、目指している進路について教えてください。
卒業したら、できれば地元の楽器店さんで就職したいと思っています。形はまだそこまで考えていないんですけど、もしリペアをすることになっても、リペア以外の形になっても、ここで学んだことは絶対に無駄にはならないと思っています。
学んだことを活かした仕事に就けたらいいなと思っています。
——宮城キャンパスの好きなところ(雰囲気・友達・環境など)について教えてください。
いくつかあるんですけど、まずレッスン室やスタジオを時間で借りられるので、好きなタイミングで学校に来て練習できるところです。
一人で集中できる空間があるので、すごく安心できます。
あとは、人数が少ないこともあって、管楽器リペア科はすごく仲が良いです。年明けぐらいに、寮の一人の家に集まってみんなで新年会をしたりして、そういう雰囲気の良さがすごく好きです。


<オータムコンサートにて>
會田さんのインタビュー動画です。ぜひご覧ください。
「大変だけど、学べることがたくさんある」——
その言葉の通り、実習で技術を積み、演奏の現場で自信を重ねながら、“将来の自分”に向けて丁寧に歩んでいる姿が印象的でした。會田さんのこれからの成長が楽しみです。
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写真や文章だけでは伝わらない空気があります。気になった方は、資料で確認しつつ、見学で実際の雰囲気も見てみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。