地元の町民の方々を集め、上多田川小学校跡地再利用について、
国立音楽院より「地方創生:音楽と福祉のまちづくり」の企画書を元に
学校の紹介や今後の展望をお話して、質疑応答でコミュニケーションをとりました。
ウインドオーケストラの授業を受け持つ、成田徹先生と在校生で編成される
サクソフォンカルテットの演奏も、旧上多田川小学校の体育館にて披露しました。
基本的には、受け入れ歓迎の感想をいただき、上多田川地区のコミュニティとして
地域活性の起爆剤となることを期待されました。
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宮城県加美町は3日、昨年3月に閉校した旧上多田川小跡地に、本音楽院「国立(くにたち)音楽院」(東京)の加美校を誘致すると発表しました。
本 音楽院「国立(くにたち)音楽院」(東京)と大筋合意しており、楽器の製作・修理、音楽療法を学ぶ生徒を受け入れ、来年9月の開校を目指しております。 宮城キャンパスはバイオリン製作、ギタークラフト・リペア、ピアノ調律、音楽療法、リトミックなど8コースを設けます。 専門部は1年間、音楽療法とリトミックは2年間、ほかは3年間学ぶことになり、1学年50人程度の受け入れを致します。 国の地方創生事業を活用し、町から当面、旧上多田川小の校舎を無償提供して頂けます。 卒業生の就職先として同小敷地内に楽器の製作・修理工房を設ける構想もあり、町への定住を促すようにします。
猪股町長は「人口減、少子高齢の地域課題を音楽という切り口で解決する」と話されています。
本音楽院は1967年設立。講師140人、生徒400人。分校設置は鳥取県南部町に次いで2カ所目です。
町は2013年から上多田川小の跡地利用を検討してきたようです。 9日午後3時、同小体育館で住民説明会を開きますので、是非お立ち寄りくださいませ。
詳細等のお問い合わせは町企画財政課までお願い致します。
TEL:0229(63)3115
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150804_11054.html